遠くのものを見る場合、双眼鏡が浮かびますが、天体望遠鏡の小型なものとして単眼鏡というのがあります。
昔の船長さんが海岸線の遠くを見ているのを写真とか映画で見た事がありませんか?
皆さんはちょっと遠くにあって見えない看板や案内板を見たい時どうされますか?
近くまで行って確認されるのではないでしょうか。
「単眼鏡」って御存じですか?あまり耳にしないかもしれません。
でも「単眼鏡」は聞いたことがなくても「双眼鏡」ならみなさんご存じだと思います。
両方の眼で見るから「双」眼鏡。対して、片方の眼で見るから「単」眼鏡です。
単眼鏡にはいくつかの種類が有ります。
「ピント調節式」手元から遠距離まで使用出来ます。多少慣れが必要です。
他にルーペ型も有ります。
「ピント固定式」ピントが固定されている為、手軽に使えます。
双眼鏡と違い小型で軽い為、持ち運びに便利です。ちょっと遠くの物を見たい時には充分実用に堪えます。
そういった面から最初は倍率8倍前後のフォーカス固定式が良いでしょう。
看板等の確認のほか使用出来る場面としては、劇場、コンサート会場、美術館などですが、動物園や水族館で使っても面白いかもしれません。
三脚使用でバードウォッチングも可能な機種も有ります。
選び方ですがポイントとして倍率、視野の広さ、明るさがあげられます。
倍率の高さで選びがちですが8倍もあれば充分かと思います。
倍率が高くなればなるほど視野は狭く成りますし、画は暗く、更に手振れがひどくなり実用的でなくなってしまいます。
あと金額もある程度高い名の知れたメーカーの物を購入されたほうが単眼鏡(双眼鏡も)の場合は安心できるはずです。